第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦

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    明治安田J1は現在中断期間ということもあり、主軸選手も含めたフルメンバーを起用した[4−3−1−2]で臨む鳥栖。一方、[3−4−2−1]の松本はJ2の合間という過密日程でもあり、コンディションを考慮してリーグ戦からメンバーを大幅入れ替え。お互いに置かれた立場は異なるものの、もちろん勝利への思いは一緒だ。

    リーグ後半戦に向けて反町 康治監督にアピールしたい選手がそろって先発起用された松本は、格上の相手にも真っ向勝負を繰り広げ、攻守にアグレッシブな動きを披露して主導権をつかむ。鳥栖もボールを握れば前へ向いて仕掛けるが、精度を欠いて2トップへとボールが入らない。さらにトップ下の位置でチャンスメイクに尽力していた小野 裕二が、負傷により30分に水野 晃樹と交代。早い時間でカードを切ることを余儀なくされ、マッシモ フィッカデンティ監督も頭が痛い。

    しばらく松本が支配する時間が続き、長短のパスを織り交ぜながら36分、そして40分と決定機が飛び出す。しかし、それぞれオフサイドとシュートミスによってゴールネットを揺らすには至らず、0−0のまま前半を折り返した。

    「スペースがたくさんあるのでボールを動かすこと」(反町監督)、「もっとお互いに助け合い、全員が連動した動きを見せよう」(マッシモ フィッカデンティ監督)と檄を飛ばして送り出した後半は、意地と意地のぶつかり合いに。均衡を破るべくギアを上げた鳥栖は、前半よりも相手陣内へと攻め入る時間が増える。しかし、クロスの精度が物足りず、シュートチャンスまで持ち込めない。対する松本もミドルシュートやセットプレーで先制点を狙うが、鳥栖守備陣に要所を抑えられる。

    閉塞感を打破すべく田川 亨介を投入して、前線の活性化を図る鳥栖。しかし、先制点を決めたのは松本だった。67分にゴール前の混戦から、横パスをペナルティエリア内まで走り込んだ志知 孝明が落ち着いて流し込む。さらに71分には、ゴール前で山本 大貴からのボールを受けたセルジーニョが鋭いシュートを鳥栖ゴールに突き刺し、喉から手が出るほど欲しかった追加点を挙げる。わずか4分で2点のリードを奪うことに成功し、これで試合は俄然松本有利の展開となる。

    しかし、鳥栖もトップカテゴリーの誇りにかけて、このままでは終われない。78分にペナルティエリアの左手前付近で得たFKから1点を返し、反撃の狼煙を上げる。さらに同点に追い付くべくパワープレーに移行し、前線にロングボールを供給する。

    終盤は浮いたボールの多い展開となったが、最後まで松本守備陣は集中を切らさなかった。1点のリードを守り切り、そのまま試合終了。9月20日に行われるラウンド16進出を果たした。

    (Jリーグ公式サイトより)

     

     

     

     

    【天皇杯3回戦】(松本)
    松本 2-1(前半0-0)鳥栖

    <得点者>
    [松]志知孝明(67分)、セルジーニョ(71分)
    [鳥]青木剛(78分)

    <警告>
    [松]ジエゴ(12分)、セルジーニョ(84分)
    [鳥]豊田陽平(25分)

    観衆:5,037人
    主審:藤田和也
    副審:中野卓、堀越雅弘


    <出場メンバー>
    [松本山雅FC]
    先発
    GK 16 村山智彦
    DF 13 後藤圭太
    DF 17 ジエゴ
    DF 28 谷奥健四郎
    MF 7 武井択也
    MF 8 セルジーニョ
    MF 14 パウリーニョ
    MF 23 岡本知剛
    (90分+3→MF 27 柴田隆太朗)
    MF 25 志知孝明
    FW 11 三島康平
    (81分→FW 26 岡佳樹)
    FW 19 山本大貴
    (89分→MF 20 石原崇兆)
    控え
    GK 1 藤嶋栄介
    DF 22 星原健太
    DF 4 飯田真輝
    MF 15 宮阪政樹
    監督
    反町康治

    [サガン鳥栖]
    先発
    GK 33 権田修一
    DF 5 キム・ミンヒョク
    DF 13 小林祐三
    (74分→DF 8 藤田優人)
    DF 23 吉田豊
    DF 35 青木剛
    MF 4 原川力
    MF 6 福田晃斗
    MF 14 高橋義希
    FW 11 豊田陽平
    FW 18 富山貴光
    (54分→FW 27 田川亨介)
    FW 40 小野裕二
    (30分→MF 50 水野晃樹)
    控え
    GK 1 赤星拓
    DF 3 フランコ・スブットーニ
    MF 20 小川佳純
    FW 22 池田圭
    監督
    マッシモ・フィッカデンティ

    (ゲキサカ公式サイトより)

     

     

    ■反町康治監督記者会見のコメント
    「少し大雑把なゲームだったかも知れませんが、勝ち上がることが出来て嬉しく思っています。
    週中の短い準備期間で、この後にリーグ長崎戦が控えているということで、普段はあまり試合出場のチャンスの少ない選手を送り出しました。普段のトレーニングが厳しいからか、皆で最後まで足を止めることなくやれたことは非常に嬉しく思っています。
    向こうの特長である前線へのクロス、最後の時間はパワープレーみたいな形となりましたが、失点は少しもったいない失点でした。『あっさり失点病』はまだ残っているのかなと思いましたが、それで目が覚めたのか立て直すことが出来たことは嬉しいですね。
    他会場で殆どのJ1チームがJ2チームに勝っていると聞くと、やはりJ1とJ2には差があるのかなと思いましたが、今日やってみた感じとしては、我々の援軍であるサポーターが週中にも関わらず5000人も来場していただき後押ししてくれたことは間違いありません。本当に感謝しております。
    次に向けての準備は始まっていますし、今日出なかったメンバーが長崎でつまらない試合をしているようだと、(今日のメンバーと)逆転してもいいくらい頑張ってくれたと思います。競争という意味でも嬉しく思っています。少し調子を落としていたセルジーニョが、ここのところ余計なことをせずにというと変ですけど(苦笑)、ペナルティーエリア内に入る回数が増えてきたということも嬉しく思っています」

    Q:試合前に感じていた勝てる可能性と、勝因を挙げるならば?
    「勝てる可能性は、どのカテゴリの相手であったとしてもフィフティフィフティだと思っています。この前のMD長崎さんもそうですし。天皇杯は白黒ハッキリしていて引き分けがないわけですから。
    勝因に関して言うと、ゲームに対する非常に高いモチベーションがブラジル人3人含めてあったことは間違いないです。モチベーションの高さが災いして、もう1枚カードを貰えば退場というシーンもありましたが(苦笑)。モチベーションの高かかったのが良かったと思います」

    Q:リーグ戦への収穫を挙げるならば?
    「J1とやると、課題が増えますよね。パスや展開のスピードであるとか、球際のところの一歩であるとか、正直うちは少し足りなかったですよね。それが今日のゲームで左右されなかっただけで。ひとつ間違えれば、集中を切らせば、隙を見せれば。それがこういう強い相手とやることで生まれてくるので、良い経験になったのではないでしょうか。それで済まさないためにも、J2の舞台で生かしてほしいですね。選手も色々な意味で少しずつ自信がついてきたと思いますし、スタンドから見ていた選手のお尻に火が点いて。相乗効果として良いと思います」

    Q:後半戦に向けての巻き返しへのシナリオは?
    「シナリオを書ければ良いんですけどね。一戦一戦、目の前のことに向かって100%以上の力を出さないといけないということだと思います。準備を怠ったり休んだりしてしまうと、このJ2という難しいリーグでは勝ち上がることが出来ないので。それは前半戦を見てよく分かりました。それを次の試合、あるいはトレーニングにどう生かしていくか。チームは進化していくものですから、ちょっとずつ練習メニューを変えたり焦点を絞ったりしてチーム力を向上させないといけない。その意味では今日の90分間で、特にホームでこうしたゲームが出来たことは嬉しいですし、皆自信を持って明日からまた頑張っていきたいと思います」

    Q:今季は終盤に足が止まる場面が目立つが、夏場に向けて、どう改善していく?
    「昨季と今季の違いですが、この前の横浜FC戦で走力の数値を計ったところ、残念ながら我々のチームの数値ではなかったですね。簡単にいうと、昨季の総走行距離の合計から確か20キロ落ちていますからね。それは年齢が高いからというせいではなくて、トレーニングで出していかないといけない大事な部分だと思います。今日も数値を計っています。山本のスプリント回数はきっと多いですよ。でもゴール前では溜息でしょ? 彼は走れるから少なからずチャンスメークも今日みたいにできるし、ウィークを直してストロングをもっと鍛えたいと思います。暑いから練習の負荷を落とすのではなく、暑いからこそ負荷を上げてやる。明日の見出しに書いておいてください、選手たちは驚くと思うので(笑)。そういう考えで、少し取り返さないといけないなと思います。それはもう、選手にも言いました

    志知 孝明選手コメント

    Q:試合を振り返って?
    「格上のチームが対戦相手ということで、自分たちは挑戦者、チャレンジャーとして臨みました。結果として勝つことが出来てよかったと思います。平日夜にも関わらず大勢のファン、サポーターの皆さんがアルウィンまで来てくださって、その皆さんの前でゴールを決められたことは本当に嬉しかったです」

    Q:67分の先制点の場面については?
    「中にいればボールがこぼれてくるかもと思っていました。実際にこぼれてきたので、あとは落ち着いてミートさせることだけを意識して蹴りました。自分にとって公式戦初得点になりますが、こうしてチームの勝利に貢献できたことを嬉しく思います」

    (松本山雅FC公式サイトより)

     

     

     

    木谷 公亮コーチ 
    ※マッシモ フィッカデンティ監督の代理で出席。
    −−天皇杯は3回戦で敗退となってしまったが、ここからどう巻き返していく?私の口から言えるのは、この結果をしっかり受け止めて、また練習して、7月末のリーグ戦に向けてチーム一つになってやっていく。それだけです。

    (Jリーグ公式サイトより)

     

     

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      • 2017.10.23 Monday
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